肥満症治療

obesity
  • HOME
  • 肥満症治療

肥満症治療について

当院では、肥満症に対して医師が監修する「メディカルダイエット」を行っています。
食事制限や運動だけでは減量が難しい方に、医学的根拠に基づいた治療を提案します。

ウゴービなど、抗肥満薬として厚生労働省から承認を受けた薬剤を用い、
体重管理と生活習慣の改善を医師がサポートします。

※これらの治療は自由診療(保険適用外)です。

メディカルダイエットとは

「メディカルダイエット」とは、医師の管理のもとで行う医学的な減量治療のことです。
ホルモンの働きに注目した薬剤(GLP-1受容体作動薬など)を使用し、
食欲の抑制・血糖コントロールの改善をサポートします。

過度な食事制限を行うことなく、健康的な体重減少を目指します。

GLP-1とは

GLP-1(ジーエルピー・ワン)は、もともと人の体内に存在するホルモンで、
血糖値を下げるインスリンの分泌を促す作用があります。

また、胃の働きをゆるやかにすることで食欲を抑える効果も知られています。
このGLP-1の働きを応用した薬剤が、ウゴービ、リベルサスやマンジャロです。

リベルサスについて

【作用・用量】
リベルサスは、GLP-1受容体作動薬の一種で、内服で使用できる抗肥満薬です。
血糖コントロールを改善し、食欲を抑えることで体重減少をサポートします。

リベルサスには、3mg・7mg・14mgの3種類の用量があります。
この薬は用量依存性があり、用量が大きくなるほど作用も強まる特徴があります。
治療は副作用を避けるため、最も少ない3mgから開始し、体の反応を確認しながら段階的に増量していきます。
基本的には「3mgで開始し、副作用がないことを確認したうえで7mgへ増量」します。
7mgでも十分な効果が得られない場合には、14mgへ増量することもあります。

【使い方】
毎日1回、食前に少量の水(約120ml以下)で服用します。
服用後30分程度は飲食を控えてください。

  • 空腹時(1日の最初の飲食前)に服用します。
    起床時がおすすめです。
  • 少量の水(約120ml以下)で服用します。服薬ゼリーの服用も不可。
  • 服用後30分程度は飲食を控えてください。(他のお薬を服用する場合も30分経過後にしてください)

【料金】

用量 日数 料金(税込)
3mg 28日分 ¥22,880
7mg 28日分 ¥39,320
14mg 28日分 ¥56,320

※12週間分の長期処方では割安価格設定あり。

【副作用】

  • 吐き気、下痢、便秘、食欲不振
  • まれに低血糖、膵炎など

※副作用が現れた場合は、必ず医師にご相談ください。

ウゴービについて

ウゴービは2021年にアメリカ(FDA)で、2024年には日本で肥満症の治療薬として承認された薬剤です。

【作用】
ウゴービ(Wegovy)は、2021年にアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認された薬剤です。
有効成分は「セマグルチド(semaglutide)」というGLP-1受容体作動薬で、もともと2型糖尿病の治療薬として使用されていた成分を、体重管理に応用したものです。体内のGLP-1受容体に作用し、食欲を抑える・血糖コントロールを整えるなどの働きがあります。

【使い方】
週に1回、ご自宅で自己注射を行います。
医師の指導のもと、段階的に用量を調整していきます。
週1回の注射で作用が持続するため、無理な食事制限を行わずに医師の管理下で体重コントロールを続けやすい治療法です。

【料金】

用量 日数 料金(税込)
0.25mg 4回分 ¥16,928
0.5mg 4回分 ¥29,499
1.0mg 4回分 ¥41,103
1.7mg 4回分 ¥51,160
2.4mg 4回分 ¥66,050

※12週間分の長期処方では割安価格設定あり。

【副作用】

  • 吐き気、倦怠感、便秘、頭痛
  • まれに低血糖、膵炎など

※副作用が疑われる場合は直ちに使用を中止し、医師にご相談ください。

 

GIP/GLP-1受容体作動薬 マンジャロについて

マンジャロは、2023年4月に糖尿病治療薬として日本で使えるようになった薬です。GLP-1に加え、GIPの作用を持つGIP/GLP-1受容体作動薬です。GIPはGLP−1と同様に小腸ホルモンの一つで、両者を組み合わせることで既存のGLP-1受容体作動薬よりも高い効果を発揮することが期待できます。週1回投与の駐車製剤で、2.5から15mgまでの6つの用量があります。

ウゴービは保険適用条件

①施設基準

  • 内科、循環器内科、内分泌内科、代謝内科又は糖尿病内科を標榜している保険医療機関であること。
  • 施設内に、以下の<医師要件>に掲げる各学会専門医いずれかを有する常勤医師が 1 人以上所属しており、本剤による治療に携われる体制が整っていること。また、以下の<医師要件>に掲げる各学会専門医のうち、自施設に所属していない専門医がいる場合は、当該専門医が所属する施設と適切に連携がとれる体制を有していること。
  • 以下の<医師要件>に掲げる各学会のいずれかにより教育研修施設として認定された施設であること。
  • 常勤の管理栄養士による適切な栄養指導を行うことができる施設であること。実施した栄養指導については診療録等に記録をとること。

 

②医師要件

 

以下の基準を満たすこと。

  • 医師免許取得後2年の初期研修を修了した後に、高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病並びに肥満症の診療に5年以上の臨床経験を有していること。
    又は医師免許取得後、満7年以上の臨床経験を有し、そのうち5年以上は高血圧、脂質異常又は2型糖尿病並びに肥満症の臨床研修を行っていること。
    高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病を有する肥満症の診療に関連する以下のいずれかの学会の専門医を有していること。
    ・日本循環器学会
    ・日本糖尿病学会
    ・日本内分泌学会
    なお、日本肥満学会の専門医を有していることが望ましい。

 

③投与対象となる患者

 

患者選択について

投与の要否の判断にあたっては、以下のすべてを満たす肥満症患者であることを確認する。

  1. 最新の診療ガイドラインの診断基準に基づき、高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれか1つ以上の診断がなされ、かつ以下を満たす患者であること。
    ・BMI が 27kg/m²以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害(注 1)を有する。
    ・BMI が 35kg/m²以上
    (注1)肥満症に関する健康障害(4382 試験の組入れ基準とされた健康障害)
    (1)耐糖能障害(2 型糖尿病・耐糖能異常など)(2)脂質異常症(3)高血圧
    (4)高尿酸血症・痛風(5)冠動脈疾患(6)脳梗塞(7)非アルコール性脂肪性肝疾患
    (8)月経異常・不妊(9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
    (10)運動器疾患(11)肥満関連腎臓病
  2. 高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病並びに肥満症に関する最新の診療ガイドラインを参考に、適切な食事療法・運動療法に係る治療計画を作成し、本剤を投与する施設において当該計画に基づく治療を6ヵ月以上実施しても、十分な効果が得られない患者であること。また、食事療法について、この間に2ヵ月に1回以上の頻度で管理栄養士による栄養指導を受けた患者であること。なお、食事療法・運動療法に関しては、患者自身による記録を確認する等により必要な対応が実施できていることを確認し、必要な内容を管理記録等に記録すること。
  3. 本剤を投与する施設において合併している高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病に対して薬物療法を含む適切な治療が行われている患者であること。本剤で治療を始める前に高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれか1つ以上に対して適切に薬物療法が行われている患者であること。

※出典 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/ 12404000/001167636.pdf?utm_source=chatgpt.com

 

当院での診療はその保険診療の適応外の方、もしくはウゴービの保険診療が可能な医療機関に通えない方を対象となります。

当院でのウゴービ処方は、体重減少が健康につながると期待される肥満の方を対象とします。BMIの数値や既往歴、その他問診の結果、既に痩せている等、薬剤による体重減少が危険と医師が判断する場合当院ではウゴービの処方はできかねます。

では、なぜ自由診療なのにウゴービが選ばれているのか?
自由診療というと、「高額で手が出しにくい」「信頼性が低いのでは?」という印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ウゴービは世界中で数百万人以上が使用しているグローバルな肥満治療薬であり、アメリカ・ヨーロッパなどの先進国ではすでに標準的な肥満治療として認可・普及しています。

また、自由診療だからこそ、以下のようなメリットも存在します。

  • 医師とじっくり相談しながら個別性の高い治療設計が可能
  • 定型的な治療に縛られず、希望やライフスタイルに合わせた提案ができる
  • オンライン診療や薬の配送など、柔軟な診療体制が組める

これらの理由から、「本気で体重を落としたい」「これまで何をしても痩せなかった」という方々にとっては、自由診療であっても十分に検討する価値のある選択肢と言えます。

 

当院のサポート体制

  • すべて医師による診察・指導のもとで治療を行います。
  • 体重や生活習慣を継続的にフォローし、安心して治療を続けられるようサポートします。
  • 治療内容や費用、副作用については、事前に丁寧にご説明いたします。

メディカルダイエットに関するご注意・免責事項

  • 薬の処方可否は、診察結果に基づき医師が総合的に判断します。
    診察の結果、メディカルダイエットの提供をお断りする場合があります。
  • 処方後の薬剤は、医薬品の性質上、返品・返金をお受けできません。
    治療を中止された場合でも、原則として返金はできません。
  • 医師の指導に従い、処方時に案内した用法・用量を必ずお守りください。
    体調不良時や食事がほとんど摂れない状態での服用・注射はお控えください。
  • 服用や注射後に異常を感じた場合は、ただちに使用を中止し、医療機関を受診してください。
    緊急の場合は、救急対応が可能な医療機関を受診してください。
  • メディカルダイエットの効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。
    また、体質や基礎疾患、生活習慣によっても効果の現れ方は異なります。
  • 不適切な使用方法や自己判断による投与などによりトラブルが生じた場合、
    当院では一切の責任を負いかねます。
  • 本治療は適応外使用に該当するため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
    万が一、副作用が生じた場合の治療費は自己負担となります。
    副作用による健康被害が発生した場合でも、当院はその治療費・慰謝料・損害賠償等の責任を負いかねます。

【メディカルダイエットを提供できない方】

以下に該当する方には、GLP-1受容体作動薬(リベルサス・ウゴービ)を用いた治療は行えません。

  • 1型糖尿病の方
  • 重度の胃腸障害(胃炎、胃潰瘍など)がある方
  • 重い腎臓・肝臓疾患のある方
  • 膵炎、またはその既往のある方
  • 甲状腺髄様がん、またはその家族歴のある方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 重度のうつ症状や摂食障害がある方
  • 他のGLP-1受容体作動薬を使用中の方
  • 医師が不適当と判断した方

治療にあたっては、事前に医師が十分な問診を行い、
体調や既往歴を確認した上で、安全に実施できるかを判断いたします。

リベルサス錠について(医療広告ガイドライン対応表記)

未承認医薬品等(適応外使用)について
リベルサス錠は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。
肥満治療を目的とした使用は、国内では承認されていないため、適応外使用となります。

入手経路等
国内の医薬品卸業者より、国内承認薬を仕入れています。

国内承認医薬品等の有無
リベルサス錠と同成分(セマグルチド)の注射製剤が、肥満症治療薬として国内で承認されています。
(当院では施設基準により処方・紹介は行っておりません。)

諸外国における安全性等に係る情報
同一成分の注射製剤は、米国食品医薬品局(FDA)にて肥満症治療薬として承認されています。
ただし、諸外国でも美容や痩身を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。

医薬品副作用被害救済制度について
リベルサス錠を肥満症治療目的で使用した場合、万が一重篤な副作用が発生しても、
国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。

ウゴービ皮下注について(医療広告ガイドライン対応表記)

未承認医薬品等(適応外使用)について
ウゴービ皮下注は、肥満症および肥満に伴う合併症のある方を対象に、
特定の施設基準を満たした医療機関でのみ使用が認められている薬剤です。
当院では、一般の自由診療として肥満治療を目的に使用するため、適応外使用となります。

入手経路等
国内の医薬品卸業者より、国内承認薬を仕入れています。

国内承認医薬品等の有無
同一成分(セマグルチド)の経口薬であるリベルサス錠が、2型糖尿病の治療薬として承認されています。

諸外国における安全性等に係る情報
ウゴービ皮下注は、米国食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認されていますが、
諸外国でも美容・痩身・ダイエット目的での使用は承認されておらず、
長期的な安全性については未確立の部分があります。

医薬品副作用被害救済制度について
肥満治療を目的としてウゴービ皮下注を使用した場合、
万が一重篤な副作用が生じても、国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。